これは古い船錠。
錠前の割には周りの地金が薄く、痛んでいます。
これを修復して、もう少し強度のある船錠にします。
修復をするといっても、この肝心な内部も薄いペラペラだと、周りを頑丈にしてもすぐに潰れてしまいます。
幸いこの船錠は、内部に厚い地金が使われていたので大丈夫そうです。
何でもバランスが必要だということです。
外形の補強をするため、銅版の1.8ミリで二重座にして背中からかぶせます。
その為、キッチリ合わさるように古の地金を叩いてひずみを取ります。
折り曲げをして、このようになります。
鍵の切り離し部分を合わせてカットします。
そして本体を二重座にかなくっていきます。
つぼと芯を作って、本体にロウ付けをします。
そして本体と二重座の折り曲げしろにハンダを流します。
反対側も流します。
船錠本体はこれで完成。
あと、受けのほうのつぼを製作します。
扉側のつぼを製作して
鍵も丈夫なものに新調してこれで完成。