紋の製作です。これだけいっぺんに製作します。大きいのから小さいの含めて全部で28個。まず最初に石目を入れていきます。
まず一番小さいのから彫っていきます。
私が紋を彫っている間、嫁さんに石目を入れてもらいます。
次の大きいやつ。
紋が組み合わさったタイプ。これも小さいやつから彫っていきます。
紋が全部彫れた状態。
紋に厚みを付けていきます。
28個全部出来ました。ふぅ〜。
次は千木の風穴金具。これは彫りは入れません。無地です。
全部抜き取った状態。
穴のところのぐるりにツメを立てます。
このハンダ付けも、熱をかけると地金が動くのでなかなか大変だ。
風穴金具にツメが全部取り付けられました。
次は、この穴の筒を製作します。
ツメにかぶせます。
8個完成。
次は千木の上のかぶせ金具。5面つないだ展開にしたので、地金が大きくてなかなか大変。
外形を切り離していきます。
両サイドを折り曲げて、ひずんだところをまた直します。
前後ろを折り曲げて、口を合わせてハンダ付け。
何とか箱になりました。
今度は千木の下のかぶせ金具。
外形を離して
穴を開けてひずみを取ります。
折り曲げてハンダ付けをしていきます。
完成。
建築金物は、次はカツオギ。屋根の上に棒が並ぶやつですね。そのかぶせ金具を製作します。まず木口の部分。
切り離してヘリを、アテを使って曲げていきます。この金具は無地なので、曲げるのにも神経を使います。
カツオギのほうはまず1個、様子見で先に厚みをハンダ付けします。厚みも幅が結構あるので、今回はなまさず硬のまま丸めて取り付けていきます。
ハンダ付けが出来た状態。
カツオギ木口金具10個完成。