この3月は屋台の金具が忙しくなります。
3月いっぱいで納めなくてはなりません。
屋台の破風の金具。
一組分です。後2組製作しなくてはなりません。
金具を彫り、このようにイトノコで抜いていきます。
まだまだたくさんあります。
私が彫った後、また嫁さんにも手伝ってもらい、地金を押さえてもらいます。
ゴン太は私の横に来るとイタズラされるので(キンタマつんつん)仕事中は嫁さんにべったりくっついています。
イトノコで引いている状態。
イトノコがかなりたくさんあり、後輩にも手伝わせました。
コヤツのこのゴツイ指見てください。
このような形で屋台の屋根に取り付けます。
浜松の仕事が忙しくなってきました。
浜松の仕事をしながら、他の鉄の金具と額の金物の注文が入っていますので、間に挟みながらやらなくてはなりません。
これは垂木金物です。
これが約900本あります。
現在600本製作しました。
本当は同じ形のものがある場合は、1枚だけ綺麗に彫り、後はプレス屋さんで放電し型を作って押してもらうのですが、仕事がないとき、私達職人は機械物におされ仕事が減っています。
こんな時にプレス屋に仕事を出す気はありません。
気合と根性で900個、手作りで製作します。
その方がお客さんも喜ばれます。
高欄のホコギの金物。
屋台の隅木の金具。
木口金物類。