ロウを流した状態。
ワラビを曲げていきます。
丸棒で最初は曲げてみたのですが、アールがきついので角が潰れそう。その為、1.6ミリの鉄板にアールの形状の図面を貼り付けて切り取ります。
そして裏から当てて木槌で角を叩きます。すると端は叩かないので、出来るだけ潰さないように曲げることが出来ます。
それでも端の方はしわ寄せが来ますので、トリグチを使って直していきます。
残りの5本も同じ様にやっていきます。
いよいよ取り付けに入ります。
色々考えたのですが、ノスジ側にナットをロウ付けすることにしました。
本当は突き抜かして、上からネジでサンドイッチで留めてもいいのですが、このノスジの部分に鋲頭を出さないというのが業者さんの指定なので、なかなか大変です。
ノスジとワラビをサンドイッチしますので、このように合うように先にやっておきます。
そして取り付けていきます。ここでまたネジあまを消しておくようにという指定がありますので、ハンダで頭をもって消しておきます。ふぅ〜。
屋根のワラビとノスジが取り付けられました。
また乗せて全体写真。この後、ロバンとギボシのカンを製作して大詰めです。
胴の部分の角に溝を入れ、ワラビの部分が引っかかるようにしておきます。
ロバンの製作に入ります。
折り曲げてこのようになります。
ノスジの部分に乗ってきますので、きりくわしにヤスリで合わせていきます。
ギボシを乗せるとこんな感じ。いよいよギボシの中に吊り下げるボルトを取り付けて、総組へと入ります
真鍮のネジの切ったズンギリにギボシを突っ込み、奥にはハンダの塊を放り込んでおきます。
そして4ミリの地金のギボシの底になる部分を製作し、真ん中に穴を開けてこのようなフタをします。
そしてギボシとこの4ミリの座、ズンギリを同時にロウ付けします。酸素とLPガスの混合を使います。その熱で先に放り込んだハンダも溶けているわけです。ロウ付けとハンダ付けを同時にする、一石二鳥というやつですね!
そしてそれに先ほど製作したロバンをギボシに固定します。
またナット止めをし、回転止めを2本挿しておきます。
それをまたハンダで取れないように固定しておきます。
今度はそれに屋根を突っ込むわけです。
どんどん突っ込んでいきます。
そしていよいよ胴の吊り下げを骨に突っ込んで、ダブルナット!
このようにギボシから本体が組みあがりました。
ギボシを吊り下げるカンを製作したら完成です。
いよいよ最後のパーツの製作〜。
16ミリの胴の丸棒を両サイド削り落としていきます。
結構この両サイド落とすのが大変。
ボール板に挟んでベルトサンダーで落とします。
それをこのように丸棒を利用して曲げていきます。
それをこのようにギボシの頭に突っ込んでいきます。
突っ込んでから叩いて締めなければいけないのを忘れていて、またバラします。何をしていることやら・・。
もう1度組みつけてこれで完成。
なかなか作り応えのある上等クラスの灯篭でした。
デザインは業者さんが描かれたもので、バランスの取れたいい物だと思います。この後業者さんが持って帰られ、箔押しが出来る状態に仕上げられます。私の仕事はここまで。
ここまで休みなし連続で製作してきましたので、今晩は後輩と健康ランドに行ってきます!