今度は、鳥の甲の製作。ま、背中ですね。紙で型取りをします。
地金を切り取り、彫れた状態。
こぼめて、甲はこれで完成。いつも思うのですが、何やらガメラのようですね。
今度は、鳥の足の部分。私ら職人はパッチと呼んでいます。見てパッチのように見えるからパッチなんでしょうかね。分かりません。
鳥の関節の部分を表現するため、裏からタガネで突いてコブを2つ作ります。
木づちでカンカンカンっと丸め込みます。そしてもう一度焼きなましをします。そして切り口を叩き合わせてロウ付けします。
パッチを硫酸につけている間に、鳥のケツから垂れ下がる方の羽根を製作します。
彫れた状態。
そして木づちとアテを使ってこぼめていきます。
このような感じになります。
パッチを硫酸から上げて、もう一度形を整えます。
だんだん出来てきました。
いよいよ最後のパーツ。胸毛の製作です。
筋彫りが彫れた状態。
形状にタガネを入れて、裏から突き出しもします。
こんな感じで付きます。
これで私の仕事は終わり。キジママ渡し。
皆さん、頭がないなぁと思われるかも知れませんが、頭は鋳物であるのです。彩色屋さんが彩色をし、組み立てるときに取り付けます。また近々この大鳥は組み付けもしますので、またその時写真を撮ります。この大鳥の足のところの鉄の金具があるのですが、これはまささんに仕事してもらった鉄製金具を取り付けます。また組みつけのときに説明しますね。

ここまで大鳥の製作を細かく載せてきました。このようにして神輿の大鳥は出来るのです。
この前作った大鳥がメッキして返ってきました。キレイになったでしょ。
まささんに作ってもらった鉄の金具。神輿のロバンに突っ込む部分をセンバンで製作してもらい、この受け座も製作してもらいました。
このように取り付けます。
羽にフクリンを取り付けます。
胴体に羽根とケツ毛を取り付けます。
ケツ毛の上に下がり毛を取り付けます。シモ毛はありません。
羽根を取り付けていきます。かなくっています。
胴体に取り付けます。
甲を取り付けます。
こんな感じになります。神輿の大鳥は、何年かに修理が出来るよう、またバラせるように組み付けます。
これがこの鳥の頭。これが前言っていたように、鋳物の製品で、彩色屋さんが描いたものです。
取り付けます。
胸毛を取り付けて完成。
急ぎなので、早速後輩が取りに来た。
写真を撮るから、回せ回せと言っていると、『早くしてください、手がつりそうです』とボヤいてました。結構重たいのです。このようにして神輿の大鳥は出来ていきます。私はもう大鳥小鳥は数え切れないほど製作しています。
神輿の上に取り付けた状態。